【購入レビュー】タイメックス キャンパー TIMEX T41711
タイメックスのキャンパーを購入しました。
ミリタリーウォッチの代表格であるキャンパーは、アメリカ軍に正式採用されていた時期があり、1960年台のベトナム戦争で兵士たちが付けており、本当の戦争を経験しているモデルとなっています。
前置きが長くなりそうなので、この辺で切り上げて。
開封です。
シンプルな化粧箱です。さて、中はどうなっているのでしょう。
ディスプレー台に収まって、ちょこんとかわいいですね。
見た目は、これぞミリタリーウォッチという感じで、小ぶりながらも雰囲気があります。
文字盤は写真では分かりづらいですが、サテン仕上げのような感じになっていて光による反射を抑えるような造りです。視認性に優れた大きめのアラビア数字は”時間が当たり前に分かる”、そんな当たり前なことを間違えることなく行なわせてくれます。
腕は細身の私ですが、それでもケース経33ミリのこちらの時計はちょっと控えめな感じです。
デカ厚時計が主流になっている今の時代では目立たないかもしれませんが、それもまたいいのかもしれません。
中を開いた写真を撮らなかったのですが、保証書には10か国語分書かれていました。世界でも人気なモデルという事がこんなところからも分かった思いです。
NATOベルトがミリタリーウォッチを引き立てます。
購入して思うこと。
キャンパーは、戦時下での使用において必要な最低限の機能と耐久がありながらも、コストを極限まで抑えた、ディスポーサブルウォッチ(使い捨て時計)として生まれた時計です。
オリジナルは手巻きでしたが、現在はクォーツとなっています。でもそれが「現代のディスポーサブルウォッチ」の姿なのではないだろうかという気もします。
キャンパーは時代が移り変わり、時計の技術が向上した今でも、オリジナルの意志はそのままにあり続ける時計なのかもしれません。