【購入レビュー】SEIKO5 sports SBSA013

「SEIKO5 sports SBSA013」を購入しましたので、レビューします。

2019年9月7日、SEIKO5 sportsはフルモデルチェンジを遂げ、「Show Your Style」のキーワードのもと、新たな船出を行いました。セイコーファンとしては、是非とも手に入れたいと思いましたので、まずは1本購入してみました。

カラーは濃いグリーンで、ゴールドのインデックスと針のモデルを選びました。ブルーやブラックは持っているので、違うものを。と思ってこの色にしたのですが、カジュアルな服装以外での使い道が難しく、せっかくの新しい時計なのに出番が少なくなりそうなのがもったいないところです。それでも、濃いグリーンとゴールドの色のバランスは良いので、これで正解だったと満足しています。

それでは、レビューしていきましょう。

収納ボックス

収納ボックスはこんな感じです。グレーのボックスに新しいセイコー5スポーツのロゴがあしらわれています。

外観

まず目を引くのは、4時位置に配置された大振りの竜頭です。以前このサイトでも紹介したSNZF17K1は、3時位置に配置されていましたし、今回のモデルほど大きくはありませんでした。サイズは倍くらいはある印象で、かなりの存在感ですが、4時位置に移ったことで手首を竜頭で痛めることのないように配慮されていますし、大きくなったことで操作性は増しています。

ケースサイドは、綺麗に丸みを帯びた設計になっています。角があると無骨な印象になりますが、丸みを帯びているので、やわらかいスマートな印象です。

文字盤

文字盤は、控えめながらサンレイのギョーシェダイヤルです。(この画像では暗くて分からないですが…)SNZF17K1は、ただの黒い文字盤でしたから、見る角度で変化がつきグラデーションも楽しめる新しいモデルの方がポイント高く感じます。

文字盤、インデックス、ベゼル、針などの総合的な印象は、セイコーのスポーツダイバーSKX009K1、通称ネイビーボーイのシリーズのそれをベースにしています。それでも、以前のセイコー5スポーツのモデルの中にも、同じブロードアロー針のモデルもありましたので、今回も使われているということなのかもしれません。そしてこれが、バランスの良い組み合わせの完成形なのでしょう。

ムーブメント

搭載されたムーブメントは、4R36です。裏スケのケースバックから見ることができます。4R36の大まかなスペックは、パワーリザーブ41時間、21600振動/時。これまでもセイコー5スポーツの上位モデルで使用されてきた実績十分のムーブメントで安心です。手巻き機能やハックもついていますので、時間を合わせる時にぴったり合わせやすく、止まっている時計を再び動かす時にもブンブン振らなくてもいいのがメリットです。手巻きの巻き心地は軽快で、前述しましたが、竜頭が大きいので操作はしやすいです。

ちょっと見にくいですが、ムーブメントのパーツは一部面取りなども施されていて、しっかり仕上げられていると感じます。

取説、保証書

取説と保証書もしっかりあります。自分は駒を3つ取って調整しました。

着用

着用した感じとしては、サイズはSNZF17K1と大差ないので、違和感はありません。むしろ若干コンパクトになったように感じます。ベゼルの幅や数字の大きさが少しシャープになったからでしょうか。それに対して、やや厚みが増えたようですが、気になるほどではありません。

最後に、唯一購入して気がついて残念だったのが、5スポーツのロゴワッペンがプリントだったことです。ちょっとショックすら覚えました。なにせ今まで盾形の5は植字でしたので、今回もそうだろうと勝手に思い込んでいたからです。これに関しては仕方ありませんが、残念でした。

今回、新しいセイコー5スポーツを購入してみて、良かったと思います。今後、どのような方向性でセイコー5スポーツのブランドを展開していくのかも楽しみです。ベースは変わらないにしてもラインナップは増えていくでしょう。また、良さそうなモデルが加わったら買ってみたいと思います。

セイコー5スポーツのオフィシャルサイトは下記URLです。

https://www.seiko5sports.com/ja/
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