【セイコー】未来技術遺産にセイコークォーツアストロン35SQが登録
世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン 35SQ」が、独立行政法人国立科学博物館が認定する2018年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録された。
「セイコー クオーツアストロン35SQ」は、世界初のクオーツ式腕時計として1969年12月に発売。
それまで、腕時計の精度は日差数秒から数十秒の時代に、日差±0.2秒、月差±5秒という恐るべき精度を実現。それによってスイスをはじめとする機械式腕時計メーカーをいくつも廃業の危機に突き落とした「クォーツショック」を巻き起こした。
「クオーツ式腕時計」は、水晶に電圧を加えた際に発生する正確な振動数を利用した水晶振動子を基盤部品に据え、より正確な精度で時間を表示することが可能になる技術であり、世界に同技術が広く行き渡り、時計業界に革新をもたらしたことが、今回未来技術遺産に「セイコークォーツアストロン35SQ」が認定された大きな要因であるということのようだ。
今回、登録された「セイコークォーツアストロン35SQ」の同種モデルはセイコーミュージアムにて常設展示されているそうなので実物を見たい方は足を運ぶといいだろう。
以下はセイコーミュージアム見学の際の注意点
- 所在地:〒131-0032 東京都墨田区東向島3-9-7
- 電話:03-3610-6248
- 開館時間:10:00~16:00(入館無料、要予約)
- 閉館日:月曜日、祝日、年末年始
- ご予約方法:お電話またはHPより事前のご予約をお願いいたします。
https://museum.seiko.co.jp/use/book/index.html - URL:https://museum.seiko.co.jp